STYRUSの立ち上げでバタバタしていたこともあり、しばらくお休みをいただいておりましたが、
書きたい事がいろいろ出てきたので、不定期更新ではありますが、復活とさせていただきます!
つい昨日、バタバタしている合間を縫って、初滑りにかぐらスキー場に行ってきました。
午前中はガスが出まくり、まるで湯煙温泉郷状態でどうにもこうにもでしたが、昼過ぎにガスが抜け、ピーカンに!
昨年の悪夢が嘘のようにまるでトップシーズンのごとくドライな雪が積もっているうえに、平日だからガーラガラ。足慣らしには完璧すぎる贅沢な一日を過ごしました。もうこれだからスノーボードはやめられません、まったくもうというかんじです。
ところで僕は昨シーズンの途中より、ブーツとビンディングを長年使用してきたステップインからSHIMANOのTRIPPER FREE SOLEとBURTON CUSTOMにチェンジをしました。理由はSHIMANOのTRIPPER FREE SOLEの履き心地が抜群だったことと、BURTONの下のクラスのビンディングのクオリティがアップしてきたことでした。
直接足にフィッティングするブーツは言うまでもなく重要ですが、幅が広く、甲が高い昭和生まれの日本人全開の僕の足にSHIMANOのブーツは完璧にフィットしてくれます。アクションレザーを採用したアッパーは質感の良さはもちろん、しなやかでフィッティング性能に優れ、かたすぎず、やわらかすぎない、適度なフレックスを生みだしています。さらに、エスカレートするトップライダーのライディングにあわせて重装備化していく海外メーカーのブーツに比べ、ソールが薄いところも大きなポイントで、板の動きをダイレクトに感じることができるところもすばらしい。ダイヤル式などではなく、ちゃんとひとつひとつ紐で締めていけるタイプですし。
BURTONのビンディングはこの10年ほどでめざましい進化と遂げて、どんどんクオリティが上がっています。よくそんなに改良する部分を見つけてくるよなと感心するほど、毎年のように改良が施され、今やトップモデルのホールド感とラグジュアリー感はすさまじいものがあります。その内フットヒーティング機能やオートフィッティング機能なんてものも追加されるんじゃないかと思うほどです。しかし、個人的な意見を言えば、トップアスリートのコンペティティブな現場からの意見を中心とするその開発の方向性は日本のユーザーを置き去りにしていると思います。
グローバル、ワールドワイド、そんな風潮は小さな島国日本の小さな雪山に降る、極上の雪と地形を滑るというごくパーソナルな楽しみには関係ないと思ってしまう僕が年々トップモデルの機能が塗り替えられているBURTONのビンディングラインナップの中からおすすめしたいのが、CUSTOMとMISSIONです。今やビリとブービーのような扱いを受けているこの2つのモデルですが、実は上のモデルからエスカレート式に新機能が年々降りてきているために、つい数年前のトップモデルクラスのフィット性能と装備を持っていて、そして何より安い。
足首まわりのフレックスはしなやかで、変なショック吸収機能が無く、シンプルで薄いボトム部分もいいかんじ。肉抜きされたボディは軽量でハイバックローテーションもばっちりでき、BURTON自慢のトゥーキャップストラップも装備しています。
弁明をしておくと、僕は何もBURTONの進化を否定しているわけではありません。夢を与えてくれるすばらしいライダーを抱え、新たな製品を開発し、業界を引っ張っていくことは素晴らしいですし、必要な存在です。
ただ、それに従うのみが自分自身のライディングを楽しく、快適にしていく事になるとは限りません。
洪水のように押し寄せる情報を判断し、自分にあったものを選択していく事が重要だと思うのです。
カタログの一方的な説明に惑わされることなく。
なんだか久しぶりに書いたので、長文にわたり語りまくってしまいましたが、SHIMANO TRIPPER FSとBURTON MISSION or CUSTOMというセットアップはマジでおすすめです。ぜひダマされたと思って試してみてください!びびっていただけると思いますから!
よろしくどうぞー
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