このまま春になってしまうのかと思われたところにいきなりのまとまった降雪、しかもトップシーズン並のいいコンディションに恵まれた東北八幡平にGENTEM 08モデルを試乗すべくツアーに行ってきました。
3/16(金)の日付が変わる頃に東京を出発、実に8時間のロングドライブ(僕は免停のため運転してませんが)を経て到着した八幡平スキー場はどうやら木曜の夜からまとまった降雪があったようで、トップシーズン並の風景!!さらにナイスな事に天候は快晴!!足慣らし的に滑るつもりだった1本目からテンション全開になってしまいました。
まず真っ先に試乗してみたのが、INDEPENDENT STICKのスケールダウンモデルである、POOLDECK。
独特な乗り味はそのままに、1540mmレングスと角をとったティップを採用することでハンドリングの軽さがプラスされています。
ボウルのような3D地形での遊びはもちろん、ツインチップ特有のテールレングスが安定感を生んでくれるので、八幡平のような自然地形でスピードを出してのフリーライディングでも最高なボードと言えるでしょう。
個人的に超お気に入りになってしまいました。マジで。
つづいてMANTARAYのショートモデルであるBABY MANTARAYを試乗。
こちらもMANTARAY特有のズルズルなルース感に軽さがプラスされたかんじ。
ティップの角がまるくなり、見た目の印象も柔らかくなっています。
MANTARAYはちょっとという女の子はもちろん、沢地形や壁でズルズル遊びたいメンズライダーにもおすすめできるモデルでしょう。
ノートラックマニアばかりが集合しているとはいえ、平日金曜の八幡平、昼でもまだまだノートラックバーンが残っていたので、次は07-08シーズン、GENTEM総帥玉井太朗が満を持して立ち上げた自身の別ブランド、「TARO TAMAI snowsurf design」からリリースとなる話題のROCKET FISHに挑んでみました。
レングス1450mmでノーズワイズが340mm、テーパード33mmで後ろ足のすぐ後ろまでフィッシュテールが迫っているので、はっきり言ってテールの存在感がほとんど無い。
しっかりスタンスを前に振って、柔らかいところをチョイスしつつドキドキしながらファーストターンをしたところ、これがかなり気持ちいい!!ほぼノーズ最大幅からセンター付近まででコントロールしているかんじ。
飛ぶとか跳ねるとか一切考えずに自然地形にあわせて魚のように泳ぎ回る。
そんな滑り方がぴったりなボードなのかもしれません。
次にノリノリなまま試乗したのが、これまた変態ボード(笑)、IMPOSSIBLE。
なんたってレングス1860mmでGENTEM初のスワローテールはキックがほとんど無い。全開でカーヴィングを始めると、マジで一瞬生命の危機を肌で感じたほどの(笑)加速力!!ハンパなしです。
これに乗るときはメットを被った方がいいかも(笑)。
まさに究極のガンを求める人に最高の1本でしょう。
2日目も天候に恵まれた八幡平に土日組がたくさん集合。
東北の地までたくさん人が集まっているところを見て、改めてGENTEMの注目度の高さを感じました。
この日もいろいろ乗りつつ八幡平を堪能しました。
最終日はボウル専門、丸山興業が数日かけて下倉スキー場に完成させたダブルボウルに移動しての開催。
この日も日中雪が降っていて、コンディション最高でしたが、ボウルを目にしてしまったが最後、ひたすらハイクをくり返し、挑戦、挑戦・・・
スクウェアとラウンドの2種類のボウルが横に並んでいるためアールが小さめでちょいと苦戦してしまいましたが、こんなセクションが存在して、そこで滑れるだけでも幸せ。
もうヘトヘトになるまで滑り倒しました。
あー楽しかった。
夜はもちろん盛岡駅前の有名店、「ぴょんぴょん舎」で冷麺を堪能し、一路東京へ。盛り沢山の3日間、満喫というかんじでした。
ここでご紹介したGENTEM STICK 07-08モデルは全モデル揃って4/7(土)、8(日)のラルゴ試乗会 in 白馬八方尾根スキー場で試乗していただけます。
八幡平はちょっと遠くて行けなかったという方はぜひご来場ください。
よろしくですー
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