TODAYS LARGO

終戦記念日

61回目の終戦記念日ですね。

セミの鳴き声とセットになっている印象があるこの時期、61年前も同じような暑い日だったんでしょう。

61年と聞いて、こないだふと思ったのは、実にあたりまえの事なんだけど、日本が最後に体験し、大きな痛手を負った太平洋戦争を体験として知っている人がそのうちいなくなってしまうんだなということ。

戦中はもちろん戦後すら知らない世代の人間（もちろん僕も）は、戦争の苦しさや悲しさや空しさを聞いたり見たりはできても、身体で感じることはできない。

そのうち戦争を知らない人間しかいなくなって、世界の情勢がそうなって、また日本が軍事国家への道を歩み始める・・・

火種はそれこそ、そこかしこにある。おこらないことだと誰が言えるだろう。

未だに世界の国同士のパワーバランスは戦争の成績により決定されている。

世界中どこを探したって戦争と無関係を保てている国は無い。

平和があたりまえになっている日本の僕らは、もしかしたら「平和」について考えるより「戦争」の事をもっとよく知って、考えるべきなのかもしれない。

「平和」って有難く、尊いものなんですよね。

日本にいると感じることはほとんど無いけれど。

水

植木４兄弟に水をやり、アサガオにも水をやって、打ち水をした。

ラルゴは、お盆休み中も、鋭意営業中！！

キ

楽しい時間

ほとんどのみなさんがお盆休み初日をむかえているんでしょうか。

今現在の御苑前はそれこそ天の水瓶の底を抜いたかのような、猛烈などしゃ降りになっています。

雲の流れが異様に速いと思ったら、一気にドパーッときまし・・・

とか書いてたらピカッと光ってドカッと雷が落ちたー！

光と音のタイミングからして、御苑の中かもしれませんねー

ところで、つい先週の火曜だったか、休みだったので、夜からSALくんこと田村健くんと、ZEN DISTRIBUTIONというBMXのディストリビューションをやってる田中カイトくんという子と東京瑞穂にある屋内スケートボウルにBMXに乗りに行きました。

その施設はなんと24時間営業で、ゲームやらビリヤードやらいろいろある中にスケートボウルが常設されているのです。

スケートボウルは、オープンしたてのころは結構混んでいたものの、最近はガラガラという噂だったので、出かけてみたのですが、マジでガラガラで、ほぼ顔見知りのみという最高の状況でボウルカーブしまくりました。

夜8時くらいから乗り出して、気づいたら夜中の12時！！

ほんと時間を忘れるとはこのことだと思ったくらい、最高の時間でした。

こういう瞬間があるから、また乗りに行くんですね～

この日の模様の一部はZEN DISTRIBUTIONのサイト、カイトくんのブログにアップされた動画で見ることができます。

最近ノリにノッテルSALくんのライディングも見れます。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

よろしくでーす

夏平

胃カメラ

今朝、胃カメラを飲んだ。

定期検診で引っかかったのだ。

「今の胃カメラは痛くないから」と古参の看護婦は慰めるように言った。

しかし、別の席で同年配の連中に探るように聞いてみるとタフなビジネスマンは一度は世話になったことがあるらしい。

「あんねぇ、何かねぇ、絶対身体の中に入って来ちゃいけないモノが入ってくる感じなんだよね」

「昔の一番野蛮な死刑は尻から串を刺すようにして生殺しにしたらしいからね」

友だちはありがたい。

朝イチで行って、さっさと済ませてきた。

胃に異常はなかった。
「食道につながる入口と胃の出口の辺りが少し赤くなっているようだから、少し胃の中の酸が強いのかも知れません」

間違っても忘れぬようにと看護婦が書いてくれた付箋もいらなくなった。

朝イチでそんな大事があり、今日すべきことは大半を終わらせた気でいる。

キ

お守り

誰にもそんな人が一人ぐらいいるのかも知れぬ。

古い友人のお母さんで、ひょんなきっかけで気に入られ、以来、子どものように可愛がってもらっている。

夏休みを終えて戻ってみると荷物が届いていた。

読みやすい丁寧な字で、送り物の礼と息子の不沙汰の愚痴が書かれている。

最後に「徳島のスダチ９月始めに取るので送りますね。今日は温室のスダチですが食べて下さい。それと、徳島で一番美味しい所のきつねうどんとワカメを送りますので食べて下さいネ」「○さんは私の息子と思っています」と結んである。

封筒の中には、小さな鈴と小判のついたお守りが同封され「四国八十八カ所に行って来ました。おみやげです。お金の出来るお守りだそうです」と追記があった。

とてもありがたくて、カギにつけた。

キ

花火とオシム

昨日ここで書いていたとおり、調布市の花火大会に行ってきました。

何より驚いたのが、ここの花火大会、多摩川沿岸の住宅地区のすぐそばであげていること。

それゆえに絶好のビューポイントが住宅街のバス通りだったりして、初めて歩道に座って花火を観ました（笑）

途中ちょいと天気があやしくなりかけるも、なんとかもちこたえて、なかなか満喫させていただきました。

花火から帰宅すると、テレビ番組「情熱大陸」で新しいサッカー日本代表監督のイビチャ・オシムの特集がやってました。

すごく感じたのが、なんだか影があって思慮深そうなところなんかは日本人向きなんじゃないかということ。

ラテンでワーとかより理詰めでウーン、ブツブツっていう方が説得力を感じるのは僕だけでしょうか（笑）

なんだか楽しみになってきましたねー

がんばれ日本！

夏平

夏休み

世の中の子供たちはもう夏休みに入ったのかな？

僕の家の最寄り駅、三鷹のバス停にはジブリバスを待つ長蛇の列ができていたから、そうなんでしょうね。

いいなあ、夏休み。

みなさん例外なくそうだったと思いますが、マジで最高な気分でしたよねー、この時期。

ぎょうさん出た宿題はもちろんてーんでやらず、８月最終週に「途方にくれる」という言葉を体感したもんなぁ・・・

9月になってもやらずに何とか提出しないでごまかす方法はないかと真剣に考えましたからね。

今となっちゃあ、1ヶ月半の休みもらえるんなら、宿題、やるね。

うーん、俺も大人になったなぁ・・・

梅雨とバイク

三連休最終日、みなさんいかがお過ごしなんでしょうか？

もうちょっとで梅雨明けじゃないのか？ってくらいまだまだ降りますねー

ところで昨日、高校生の時くらい以来、ひさびさに原チャリのスパークプラグ交換なるものをしました。

僕はモトクロスを観るのは好きなんですが、中型免許とかは全然持ってません。

しかし数ヶ月前に友達から原チャリをもらい、久々にライダー人生を送っているわけですが、1ヶ月くらい前から、免停でしばらくほっといたせいなのか、エンジンキックスタートの調子があまり良くなくなり、しまいには何十回とキックしてもうんともすんとも言わなくなりました。

どうしたもんだろと思っていたのですが、友達に「プラグ交換したら治るんじゃない？」と言われ、つい先日ふとした時に近所のバイクショップを検索したところ、めちゃくちゃ近くにナップスっていうビッグなバイクパーツ屋があることが発覚、そんならということでようやく昨日、施工とあいなったわけです。

店員に質問しまくりながらプラグとレンチをチョイスして、いじりにくい原チャリの構造に四苦八苦しながらもやっと装着。

恐る恐るキックしたら、ソースムースにエンジンがかかりました。

しかもちょっと試運転したらすげえ調子いい！！

スピードの伸びが違います！！

プラグって大事なんですねー、知らなかった！！

しかもかかった費用は\1000くらい！！

やってみるもんだーというかんじでした。

これからは暖かいし、バリバリ乗っちゃおうと思います！イエス！

のど詰め、やせた声帯３

「じゃ、腹式呼吸の訓練を行います。息を吐いて。フ、フゥー」

「フ、フゥー」

「ス、スゥー」

「ス、スゥー」

「シ、シィー」

「シ、シィー」

お腹に手を当て、お腹を凹ますよう意識して息を吐く。

先生は片手で机を叩いてリズムを刻んでいる。

１分ほどやって、１分休憩するのを７−８セットやる。

やってる間は良いが、休憩している時の間が持たない。

沈黙にどちらもぎこちない思いをするのだ。

こちらは患者だから気を遣うこともあるまいと黙っている。

「じゃ。この間に次回の予約を入れてしまいましょうか」

「来週ねぇ、ちょっとお休み頂いちゃったんですよ、朝一番でなくても良ければ、この日なんかどうですか？」

「じゃ、続けましょう。今度は２回目で大きく吐いて、リズム良く。シ、シィー」

息を吐く時の音は「フ」「ス」「シ」に限られている。
しかし、どうも規則性はなく、ワタシは彼女が次にどの音を選ぶか少し緊張気味にいる。

「フ、フゥー。息を吐く時はポカンと口を開けて。そぅ」

「シ、シィー」

「シ、シィー」

訓練中、ワタシは視界の端に先生を意識しつつ、部屋の一点を見つめ呆然と息を吐き、お得意さんでもあり飲み仲間でもある友だちのことを考えている。

彼は、友人と２人で夜中まで飲んで、ベロベロで店を出て、赤信号も構わずタクシーを止めようとして、タクシーはねられた。

目撃者の話では７ｍぐらい飛ばされたという。連れの友人も鼻と耳から血を流して別の救急車で運ばれたらしいと。

事実関係は微妙に違うようだが、それでも彼は一命を取りとめた。

ただ、両足を骨折し、座骨にも大きなダメージを受けた。

お茶の水にある大きな大学病院に入院してもう一ヶ月以上なる。

世の中は狭いというか、縁というか。

その病院は、ワタシが膝を悪くしてリハビリに通い詰めたその病院で、期せずして彼のリハビリ担当はワタシがリハビリを受けたその同じ先生なのだ。

メガネをかけた若い女の先生で、鼻にかかった声で話す。

今のボイストレーニングの先生とどこか雰囲気が似ている。

のど詰め、やせた声帯２

「何が原因か、今は何とも言えません。もともとその発声をする人も希にいます」

「薬を飲んでも、１週間で効くというようなモノじゃありませんから、少し時間をかけてやってみますか。で、楽に発声できるように、ボイストレーニングも併せてやったらどうですか？」

「じゃ、薬を２週間分と２週間後の予約入れときましょう。トレーニングはその部屋でやりますから、ちょっと廊下で待っててくださいね」

ワタシはすでに半世紀近くも生きてきた。

ある日突然「あなたの声の出し方は間違っている」と言われても困る。

そんな困惑した状況で「トレーニングもやってみましょう」と促されれば、首を縦に振るより仕方ないではないか。

１０分ぐらい待ったろうか。

「お待たせしました」と言って、若い女の先生が現れた。

この日は簡単なガイダンスで「日に何度か水をチビチビ飲んで喉を潤す」「市販ののど飴は舐めない」などの注意事項が告げられ、腹式呼吸の訓練１を受けた。

腹式呼吸の訓練は５回あり、そこから先へ進む。

「訓練はだいたい５０セットぐらい。人によって個人差はありますけど。週に一回来てもらって、約半年って感じです」

【次号へつづく】