今日が子どもの日であることと、まったく関係ないのだけれど、つい何日か前、テレビでボクシングの世界バンタム級タイトルマッチがやっていた。
チャンピオンの長谷川穂積はもう3度もタイトルを防衛していて、4度目をかけた試合だった。
この長谷川は亀田ブラザーズなんかに比べて「わしゃあ最強やからのー」的空気をあまり普段は感じない人に見えるし、静かなかんじの試合に見えたのだけれど、この試合、10ラウンドを越えたあたりで、「豹変」する瞬間があった。
冷静に相手の動きを見て攻撃している顔から、オラオラ殴り倒してやるよと言わんばかりのヤンキーの顔に豹変したのだ。
常にヤンキー風では勝てないのがボクシングだろうけれど、決定的な瞬間に豹変できるかどうかは重要なんだろうなと思う。
結果、判定ではあるけれど、圧勝して日本人連続防衛記録タイに並んだ。
試合前、チャンピオンと挑戦者の間には深い深い溝があると長谷川が言っていたそうだ。
その溝を越えることができた者のみが王者となる。
実に興味深い話だ。
ちなみに写真はセブンイレブンのハンバーグ&ショウガ焼き弁当で、冷やし中華を買いに行ったらこれしか無かったという話を最初は書こうと思ったのだけれど、思いつきでボクシングの話に変更になりました。あしからず。
夏平
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