昨日の夜、時間があったので、観よう観ようと思っていた映画、「BLOCK PARTY」をレイトショーで観ました。
この作品はデイブ・シャペルというアメリカの人気コメディアンが、2004年にフリーライブを自費を投じてNYブルックリン郊外で開催した様子をドキュメントしたもので、出演アーティスト陣がヒップホップ、R&B方面好きにはたまらない豪華メンツなのと、監督が大好きなミシェル・ゴンドリーだったのとで観に行ったのですが、はっきり言ってヤラレました。
何よりヤラレたのが、トップアーティストたちが醸し出している、プロフェッショナル意識に裏打ちされた風格のようなもの。
自分達はたくさんの人の中から選ばれてステージに上がっているんだから、世の中を変えていけるようなメッセージをちゃんと伝えていかなければならないという責任感というか自覚というかをみんなが持っていて、さらにその伝え方が独りよがりではなく、しっかりショーマンシップにあふれているというのがヤバイ。
日本の比ではない競争をくぐりぬけてきているだけにその実力は本物ですし。
まあアメリカは悪いところもたくさん持っている国だけれど、こういう立ち上がろう、前へ進もうという精神はすごく見習うべきところがある気がすごくします。
黒人文化はそれだけ強烈なまでに虐げられてきたということも言えるのかもしれませんが。
しっかし映画でこれだけいいんだから、このライブ、生で観たかったなー
夏平
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