なんだか今日の東京は昨日とうってかわって小春日和な穏やかなかんじですが、そんな気候が呼び寄せたのか、なんだかうれしくなってしまうことが朝一番からあった。
たまに荷物を持って来てくれる運送会社(佐川やヤマトのようなビッグネームではない)の運転手さんがいる。
年のころは65,6くらい?(こういう年齢推測は自信がない・・・)の白髪のおじさんで、すごくハキハキ、言葉使いがすごく丁寧で、仕事も丁寧なんだろうなという印象を受ける人だ。
普段はこっちもバタバタしていたりで荷物を受け取って、サインだけしてという業務的なかんじなのだが、今日はサインをし終わったあとにボードの並んでいる店の奥の方を興味深げに見ている。
「あの、オリンピックでやってたハーフパイプってやつはこれでやるの?」
「そうですね、同じやつです」
「あれ、すごいよねえー。あのー、長い距離をグルグル〜っていくやつも?」
「あー、ボーダークロスですね。何人かで同時にスタートするやつですよね?」
「そうそう、あれもすごいね〜、うんうん。」
その人が家族とテレビを見ながら、「仕事でたまに行くお店にこんなような物を売ってるところがあるよ。たぶん同じやつだと思うけどなぁ。」なんて話している風景が浮かんできて、なんだかうれしくなってしまった。
マイナーからメジャーへ、オリンピックみたいな舞台で取り上げられて、確実に少しずつ、いろいろなことが変わっていく。
そんな舞台で活躍したのがみんなが認めるショーン・ホワイトで良かったと思う。
本物は誰が見ても本物。
説得力が違うのだ。
夏平
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