今期、ゼファーを購入し ニセコ、マサキャットと走行した私感を書いてみます。
見当はずれの場合は、ご愛嬌とスルーしてください。
DPTモデルの末席を占めるゼファーですが、DPTのハイスピード感、アンコントローラブルなうわさや印象によってなかなか手を出せずに居ました。
今期は雪に恵まれ最高のコンデションでしたが、ニセコはゲレンデパウダーでハイスピードランでしたので、フローター、スーパーモデルなどとの違いはそんなに感じませんでした。むしろDPTやゼファーの特徴が顕著に出るのは低速ラン、低速コーナーにあるのではないでしょうか。低速でも抜群の浮力を保ち、スムーズな回転をキープします。メローなツリーランなど経験したことのない浮遊感が得られることでしょう。
また、車でいえば弱アンダーステアで、常に板は下を向こうとします。この辺がハイスピードになるところで、ちょいちょいアンコントロールになります。しかし68程度の安定感もありますので慣れてしまいます。
特筆すべきはその抜群の走破性です。突然のノールにやられて飛ばされたことはありませんか?またビビッてノールのボトムで止まってしまい大汗をかいたことはありませんか。
ゼファーは あっ!と思ったとき少し板を振ってやるとそのままメイクしてしまいます。
沢のボトムにかなりのスピードで突っ込み、いかんターンを入れて角度を変えねば、あっ無理!と思ったとき、気がつくと対岸の壁を横に滑っている自分が居る。そんなイメージです。その後沢筋の1本は極上のメイクになることでしょう。
また小技も利きます。順番待ちの際にテールを突き刺しますが 方向転換が容易ですし、スタックしたときに板を押し出すときなど、フローターではもぐってしまいますが、ゼファーはノーズが浮いてきます。
体力の消耗を抑えるまさに親父用、かわいい綺麗な女の子用パウダーボードといってよいでしょう。
来期、68DPTも発売といううわさもあり楽しみですね。N谷君コレクションに加えてくれ。借してくれ。
ちょっとほめすぎですが、何も貰っていません。
小島
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