業界で初めてシグネイチャーモデルをリリース、ボードの開発にも携わるなど、常に象徴となりシーンを牽引してきたCraigKellyの姿を生前のインタビューやライディングの映像を通して描き出した作品。
「スノーボードを生み出したのは彼ではないが、美しくしたのはCraigだ。」のセリフどおり、有機的で無駄のないライディングは見ていてため息が出るほどだ。
スノーボーダーとして自らの内なる声に耳を傾け、純粋に追い続けた先に辿り着いたのが原点とも言えるバックカントリーでのライディングだった。
山岳ガイドとしてスキルを高め、雪山と真摯に向き合った、その先に見ていたものは何だったのだろうか。
もうかなうことはないけれど、それが知りたくてたまらない。
スノーボーダーであることを誇りに思える作品。
しつこいようですが、おすすめです。
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