レジェンドプロスノーボーダー、Jason FordとTransworld Snowboarding Magazineでチーフエディターを務めていたJon Fosterがタッグを組んで2004に発刊した、ライダーの視点から見た記事と高いクオリティの写真で構成されたスノーボードマガジン。
その009号と、最新号である010号が同時入荷してきました。
既製のスノーボードマガジンの枠にとらわれない自由な発想とそのクオリティはまさに双璧をなすFREQUENCY SNOWBOARDER'S JOURNALに優るとも劣りません。
SNOWBOARD JOURNALにしてもFREQUENCYにしても本当に写真の質が高い。
パッと開いてその写真が目に入った途端、頭の中に雪山の稜線上からドロップインするあの瞬間の光景が、イメージが、押し寄せてくる。
カメラマンの層が厚いからなのか、そんな写真が本当に多い。
010号の特集、「The Shooter's Triangle」は一人のライダーが一つのセクションで技をくりだす瞬間を3人のカメラマンがそれぞれの視点で同時に撮影し、それを比較する企画。
同じ瞬間でもそれぞれ構図はもちろん、引きで撮るもの、寄って撮るもの、シークエンスで撮るもの、それぞれに違っていてかなりおもしろい。
009号では今やベテランとなった、Dava Downingのインタビューがこれまたソリッドな写真とともに掲載されていて、がんばってるなーとうれしくなってしまいました。
もうひとつ個人的にヤラレたのがレギュラーの特集、「portforio」。
毎号ひとりトップスノーボードカメラマンをフィーチャーして、これまで撮りためてきた写真を「時間軸」を無視していいものだけを厳選し、掲載しているのですが、それがかなりやばい。
「Chris Roach Squaw Valley 1992」
「Craig Kelly Magic Mountain, Vermont 1992」
「Jamie Lynn Mt.Baker Road Gap 1997」
「Johan Oloffson Tignes, France 1996」
「Craig Kelly Hintertux,Austria 1997」
まさに無敵のリスト、これ以上言うことはないでしょう。
一家に一冊!!
ぜひ!!
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