このアイテムを紹介していなかったとは迂闊だった。
「LIFE-LINK/ ODYSSEY III」
先端のシャフトにカーボンを採用。
そのシャフトのロックはワンタッチリリースとなっていて、素早い伸縮を可能にしている。
何でもないことのようだが、バックカントリーに入った時は、小さな機能がライダーを楽にしてくれる。
先端が軽いことによる振りの軽さ。
単純な操作でロックできる。
それが短い登り返しやトラバースの時のストレスを最小限にしてくれるのだ。
このことは「MSR/LIGHTING」シリーズがこれまで3本のストラップで締めていたビンディングを2本で締められるようにした功績と同じだ。
BCに入った時は、パーティーで行動していることが多い。
できれば他のメンバーより早く用意ができていると精神的に楽だ。
ボードからスノーシューへの履き替え、またその逆だったり、数秒でも早く用意ができていると、待つ間に景色を眺めたり、チョコを口に入れたりできる。
そのちょっとした余裕が、目指したパウダーでのライディングに大きく貢献する。
特に、誰かのような、日頃何もしないくせに美味しい時は楽しみたいと思うオジサン系はその恩恵に感謝する。
慣れていないBCビギナーも同じだろうと思う。
道具は、作業をシンプルにして、使用するオーナーを楽にさせてこそ道具だと思う瞬間である。
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