それは数日前の午後の事。
店内でお得意様と話をしていてふと気づくと、LARGO GARDENをほっかむりをしたおばちゃん3名がとり囲んでいた。
びっくりして飛び出し、「あーそこ、うちの社長がなんやらいろいろ植えてるんすよね〜!!」と言うと、おばちゃんたちは「だーいじょーぶだー、雑草しかとってねぇ〜から」とケロッとした顔。
「あ〜そうっすか〜、すいませんねー」とでも言うしかなかった僕の目に飛びこんできたLARGO GARDENはすでにスッキリ焼け野原。
そう、手遅れだったのだ。
次の日の朝、恒例の水やりの時にローズマリーやバジル、山椒などのいわゆる"食える系"と、歩道側の「浜の輝」は無事であることが判明したが、車道側の「浜の紫」とバジル横の「浜銀河」が根こそぎ行方不明になってることに気づいた。
成長を促すために立てた棒だけが哀しく残り、さながら墓標のようだ。
被害の全容解明はガーデンオーナーの帰国を待つしかない。
育ちが悪く、見た目にいけてない植物は百戦錬磨の「ほっかむり軍」により一掃される。
そう、LARGO GARDENは弱肉強食、まさに戦場なのだ。
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